水辺の安全教室

2016年は神奈川県内の小中高、15校、2244人に実施

 

 東日本大震災以降、学校では、防災計画の見直しや安全教育の再確認など、
「子どもの命を守る」支援体制つくりにご尽力されていることと思います。
 私たちは、「ライフセービング」を通し、水辺の安全や生命を守る知識や技能を身に付け、
健全で明るく豊かに生活する態度の育成を目指しています。同時にライフセービング活動を適切に行うことによって、
自己の体の変化に気付き、体力の向上を図り、たくましい心身を育てます。
 本教室では、経験豊富なライフセーバーが講師を務め、
実感的な理解や自分で考えることの大切さを意識させる講義・実習を行います。

A:講演 (派遣費用¥3,000/講師1名) 50分2コマまで

プロジェクターやパネルを使用し、『水辺の事故防止』『津波・防災』について理解を深めます。

【1】なぜライフセービングが大切なのか。水辺の事故(溺れる)とは。海やプールのルール。
【2】自らの身の安全を確保する自己防衛(セルフディフェンス)、二重事故防止を学ぶ。
【3】ドライレスキュー(水に入らない救助法)を学ぶ。
【4】自然の知識を知り、安全な遊び方、危険回避の方法を学ぶ。
【5】学校周辺の海岸で注意すること(離岸流など)や川での危険な場所の紹介。

B:体験 (派遣費用¥6,000/講師2名) 50分2コマまで

着衣浮き・着衣泳・身の回りのものを使った救助体験・救助器材・ニッパーボード体験などを通し、
自らの身の安全を確保する知識・技術を身につけ、
『水辺の事故防止』『津波・防災』について理解を深めます。

【1】なぜライフセービングが大切なのか。水辺の事故(溺れる)とは。海やプールのルール。
【2】着衣浮き・着衣泳体験。危険の回避の方法を学ぶ。
【3】二重事故防止、水に入らず救助する方法(ドライレスキュー)体験→身の回りの物
  (ペットボトル・ロープ・棒など)を使った救助方法体験。
【4】レスキューチューブやレスキューボードなどの救助器材に触れ、
  救助活動を体験、理解を深める。
【5】ニッパーボード(子供用ボード)体験を通して、水辺で遊ぶ楽しさ、自然を体感する。
【6】学校周辺の海岸で注意すること(離岸流など)や川での危険な場所の紹介。
☆☆ みんなでも、できるレスキュー(小学生向け) ☆☆
・自分たちで助けにはいかない!大人を呼ぶ「誰かきて!」
・電話で119番通報する。
・安心できる声かけをする。「大丈夫!今、大人の人を呼んだよ」
・ペットボトルなど浮くものをわたす。つかまることができるものを差し出す。
☆身近にある浮くもの=ペットボトル、クーラーボックス、うきわ、袋タイプのお菓子など